毎年、玉島幼稚園児が体育祭に遊びに来てくれる。これが、玉商体育祭の自慢であり誇りである。これがあるから、玉商の体育祭だと本気で思う。ほんとうは、遊んでもらっているのは、生徒であり、教職員であり、来場者である。「みなさん、これからもあそんでね!」〈文責:校長〉 草にあそぶこどもたち秋の日のてり 一碧楼 河土手の太きさびしさ人ら子らあそべ 一碧楼 どうして園児たちを見るとやさしくなるのだろう。園児の登場と共に、会場が一気になごやかになる。玉入れの玉が、残り一つになると、園児の間から、あと一つコールが自然に出た。大人たちの、「あと一球コール」とは根本的に違う、「あと一つコール」が。 若楓(わかかえで)に日のあたるやさしく人のやさしく 一碧楼 岡山出身の甲本ヒロト作詞・作曲の「人にやさしく」(初期のタイトルは「がんばれのうた」)。私の十八番(おはこ)である。 青春の青の玉子や運動会 玉