上段左より◆勝間田高校◆岡山学芸館高校◆高梁城南高校◆みどり保育園                                                 下段左より◆応神太鼓保存会・童◆玉島商高◆岡山龍谷高校◆高松農業高校                        玉島商業高校 玉商紅太鼓                                                        9月26日、本校が事務局校となって準備を進めてきた、第34回岡山県高等学校総合文化祭 郷土芸能部門発表会が、浅口市の金光公民館で開催されました。県下の高等学校芸術文化連盟加盟6校と、地元から2団体の参加でした。保育園児のかわいらしい演技、小中学生の真剣な演技が加わったことで、盛況の内に幕を閉じることができました。地元備中地区4団体の集客力は相当なもので、たくさんの観客の前で演技することができました。「玉商紅太鼓」も、大勢の観客と一緒になった楽しくすばらしい演技を披露してくれました。ご来場いただた皆様に事務局校として深く感謝申し上げます。〈文責:校長〉                                                       橋を喜んで渡つてしまふ秋の日   一碧楼                                                                           太鼓で連想する映画三題。まず、映画「無法松の一生」の小倉祇園太鼓(こくらぎおんだいこ)だろう。阪東妻三郎や三船敏郎のかっこいいこと。つぎは、映画「アルゴ探検隊の大冒険」や「ベンハー」に出てくる“ガレー船”。太鼓の合図でオールが動く。戦闘シーンの太鼓の早いこと。最後に、黒澤明監督作品のオムニバス映画「夢」の第八話『水車のある村』の天寿を全うした老婆を送る行進。その中で農民が胸の前に抱えた大太鼓を叩く。この映画の水辺のシーンの美しさは比類がない。また、寺尾聰が楽しげに渡る木橋がいい。国道2号線から金光公民館に来館された方々も、喜んで橋を渡ってくださったに違いない。                                                                列島秋色ブリキの太鼓たらんトン  玉                                                 ドイツ現代文学の頂上を極めるギュンター・グラスの「ブリキの太鼓」(ノーベル文学賞受賞作品)。未読であるが、カンヌ映画祭でグランプリを獲得した映画を見て、凄さに慄然とした。3歳で自ら成長を止めた少年が、ブリキの太鼓を打ちならすと…。是非是非映画を見てほしい。