F祭が終わり、生徒が下校する頃、玉島(羽黒神社)の秋祭りが始まっていた。秋葉町、丸山町、仲買町、幸町、南町の五町から成る「五楽会」の千歳楽が、校門前を通り過ぎていった。地域に戻った生徒達が、各町の千歳楽の担ぎ手として活躍する番である。〈文責:校長〉撮影10月9日                                                                                                                                                                               ※千歳楽(せんざいらく)とは、岡山県沿岸部に見られる形態の太鼓台で、神輿の巡行にお供する役割を持つ。他県では、『太鼓台』(新居浜市等)、『ちょうさ』(三豊市)と呼ばれている。(玉島の名物HP「ザ・玉島!!」より)                                                          道も野菊もすつかり暮れてしまつた宵宮(よいみや)        一碧楼                                                                      池がありきのふけふ祭の芒原(すすきはら)       一碧楼                                      瀬戸内海沿岸に玉島の千歳楽と同様の祭がある。交易や漁業などで拡がったもので、土地ごとに独自様式を加えていった。愛媛県新居浜市の「太鼓祭り」が最も有名である。新居浜では1年を祭のために働く人も多いと聞く。祭の後の哀しさから冬が始まる。…吉田拓郎になってしまった。