倉敷市立玉島歴史民族海洋資料館(写真左)は、本校第2グラウンド(野球場)の右中間方向に隣接している。23年度中には、新しい市民交流センター(玉島公民館跡地)への移転が決まっており少し寂しい気がする。写真右でハゼツボを持っておられるのが、昭和13年玉島商業学校卒で資料館管理会の原田力先輩である。原田先輩は90歳、百歳まで元気に働こうという「玉島百動会」の副理事長でもある。原田先輩は、今でも花器として鯊壺を作陶されておられるということで、鯊壺をいただいて、玉島港近辺で鯊壺漁を行うという話しがまとまった(と私は思っている)のである。正月料理に間に合うや否や?乞うご期待!〈文責:校長〉。                                                   鯊をつかむ鯊おおきいあたゝかい  一碧楼                                                                                黒鯊を逃がした水中なにもなし    一碧楼                                                                    句とも玉商百景53で紹介した句ですが、二句目の黒ハゼは、ハゼツボ漁で獲ったものと推測されます。前出「壷でハゼを採る愉快な漁法岡山県牛窓紀行●」では、クロハゼ(ウロハゼ)はツボ以外では獲れず、シロハゼ(マハゼ)は秋口からはえなわで獲ると紹介している。一碧楼は鯊壺漁をしていたのだ!