玉島商工会議所のHPに、「B級ご当地グルメに《玉島おでん》参戦!!B級グルメで町おこし」の文字が躍っている。玉島の水産物を利用した練り物、玉島の卵、大根、醤油など可能な限り玉島産の食材を使用する。そして、玉島の工場で生産された水産練り製品のカステラが入っていれば、「玉島おでん」として販売できるのであ。「カステラ」以外の具材や味付けは各店舗自由。今回、玉商は塩、味噌、牡蠣エキスの三つの味で販売した。協力各団体が競い合って、津山や蒜山に負けぬ玉島B級グルメの完成をめざそう!!〈文責:校長〉撮影10月9日                                                                                                                                                    追伸…個人的には、ハゼ壺で獲った黒ハゼ、玉島の和菓子(特に“良寛”の名を冠したもの)、乙島シャコ(穴シャコ)の天ぷらを入れたら良いのではと強く思っている。                                                                                        秋風家吹けば百人の女もの食へり       一碧楼                                                                                 県内の小学校を転校すること四度。矢掛の“ふーまん(回転焼、今川焼)”、笠岡の“関東煮(かんとうだき、かんとだき、おでん)”、児島味野の“お好み焼き” が印象に残っている。笠岡と、児島には紡績工場を中心とした多くの繊維関係の工場があり、各地から集った若い女性が独特の食文化を作り出していた。倉敷の“ろうまん(労研饅頭)”は会社(大原家)主導である。玉島にも、巨大な紡績工場が複数存在していたので、独特の食文化を作り上げていたに相違ない。当時の状況をフィールドワークで調査し、「玉島おでん」に活かすというのはどうだろうか。                                                                              団栗は無意識に転び悪事は根強く進捗(しんちょく)す秋日かな   一碧楼                                                                                  碧楼のどの俳句を持ってこようか悩んでいた時、NHKの7時のニュースが、「各地で熊の被害が続いている。原因は熊の餌となる山のドングリの不足である」と告げていた。そういえば、先日、池田動物園近くの路上で、一生懸命ドングリを拾っていた人がいた。香川県には有名な『どんぐり銀行』がある。みんなで、どんぐり銀行に預金しよう!熊がお腹をすかしている。