羽黒神社から通町方面に降りる石段の上から、冬もみじを発見しました。向かいに見えているのは乙島です。階段下のもみじの紅葉も終わり、盛んに落下しています。側に、お百度石も見えます。〈文責:校長〉撮影12月3日 ※クリックすると拡大します                                                                                                             ちりもみじ筆勢強き百度石  玉                                                                落ち葉となったもみじがそのまま積もっているところを見ると、「お百度を踏む」人はいないようです。北前船が出入りした時代は、お百度石も忙しかったのではないでしょうか。                                                                                                                                          踏まれたなら仕方ないわね冬の蛇  玉                                                                                                                「お百度を踏む」からの連想です。川上弘美さんの芥川賞受賞作「蛇を踏む」。摩訶不思議で不条理だけど面白い。不条理をどこまで受け止められるかは、相当個人差があるようです。学校であんパンを食べたら死刑。平和な町に突然戦車。ある朝目覚めると巨大な虫になっていた。いずれも私が見た演劇や小説です。「蛇を踏む」は内容は思い出せないけれど、読んだ時には、ほんわかほのぼのとした感を抱いたことは覚えています。何を踏むかで人生が決まることもあるようです。