40年たっても、200メートル全力疾走した後の、お尻の抜ける感覚が残っている。1970年、大阪万博の年、高校2年生の時のことだ。両手を後について体を支え、抜けたお尻と大地が混ざり合う感じが青春の無形有情の思い出である。〈文責:校長〉                                                                                                たのもしもこれは世の青き葡萄の房々   一碧楼                                                                                           青き葡萄は“蒼き狼”である。歴史(神話)は、“蒼き狼”がスタートである。無形有情の思い出こそが人生のエネルギーになる。走れば判る。走ったから判った。                                                                                     ゴール後の勝者に来たる秋思かな  玉