通勤の車窓から曼珠沙華(まんじゅしゃげ)を見つけた。玉島勇崎の俳人、中塚一碧楼には曼珠沙華(彼岸花)の句がたくさんある。玉島周辺に多くあったに違いない。曼珠沙華には異称もあり、好き嫌いがあろうが、あぜ道や斜面に咲く赤は、日本の秋を代表するものの一つである。ちなみに、白い曼珠沙華も探してみるとおもしろい。(文責:校長)撮影10月5日                                                                        径(みち)帰らむとすわが顔に咲ける曼珠沙華       一碧楼                                                                                                                                  曼珠沙華の赤は強烈だ。群れ咲く赤が、顔に映ったって不思議ではないし、顔に咲いていたって不思議ではない。                                                                                   ★中塚一碧楼(なかつか いっぺきろう 1887~1946)…玉島勇崎出身の俳人。