高知市の坂本竜馬記念館から、安芸市の岩崎弥太郎生家に廻った折、「エチオピアまんじゅう」なる看板を目にしたので、立ち寄り購入した。普通の黒糖まんじゅうである。なぜエチオピアか?「1935年、侵略してきたイタリア軍に、粗末な武器で勇敢に戦ったことに店主が感動」ということらしい。私の連想するエチオピアは、コーヒーの原産地カファ地方、マラソンの英雄アベベ、最後の皇帝ハイレ・セラシエである。ということで、写真は「皇帝ダリア」である。真夏は仮眠状態で、秋に成長を再開し、3~5メートルくらいの高さになり11月頃花を咲かせるようです。猛暑で、葉が焼け気味ですが、しっかり成長を続けています。〈文責:校長〉                                                                                                                                       空とアスファルトの道としか此の男には無いような秋の日   一碧楼                          1960年のローマではアッピア街道の石畳を裸足で走り、1964年の東京では甲州街道のアスファルトの上をマラソンシューズで独走した。ハダシの英雄、マラソンの王者、アベベ・ビキラ。オリンピックマラソンの連覇は初の快挙であった。                                                              草の花一人の道を振り向かず  玉                                                                     アベベのゴール後、国立競技場内の二位三位争いを、当時小学生だった私は忘れることができない。